
先月になりますが、行ってきました〜。大x100ファンの「デザインあ」展。
21_21 DESIGN SIGHT
2013年2月8日(金)〜2013年6月2日(日)
休館日:火曜日(4月30日は開館)
http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/展覧会のテーマは、「デザインマインド」。日々の生活や行動をするうえで欠かせないのが、洞察力や創造力とともに、無意識的に物事の適正を判断する身体能力です。ここでは、この両面について育まれる能力を「デザインマインド」と呼ぶことにいたします。
多種多様な情報が迅速に手元に届く時代を迎え、ただ受け身の生活に留まることなく、大切なものを一人ひとりが感じとり、選択し、そして思考を深めることの重要性が問われています。その点からも、豊かなデザインマインドが全ての人に求められているといえるでしょう。
次代を担う子どもたちのデザインマインドを育てること。大人もまた、豊かな感受性を保ちながら、デザインマインドを養うこと。本展では、音や映像も活かしながら、全身で体感できる展示を通して、デザインマインドを育むための試みを、さまざまに用意いたしました。とっても共感しちゃうコンセプト。
会場は家族連れ、外国人観光客、人、人、人、、、。
会場内は超センスのよい子ども科学館のような状態。今回は一人で行きましたが、次は子どもたちを連れてワイワイと楽しみたいと思います。

「デッサンあ」を再現したスペース。iPad上にデッサンをしていきます。隣の壁面にはリアルタイムで描いてる絵が映し出され,過去に描いた作品は名前や写真とともに紹介されています。残念ながら、激混みでできず、、、。

様々な仕掛けに驚きや発見、感動。校内環境や授業作りの参考になる展覧会でした。
「モノづくり日本」への再生には「デザインマインド」を子どものうちから養っていかなければ、、、と思うのでした。
しかし、いい展覧会でした。
続いて行ったのは、国立新美術館。
文化庁メディア芸術祭へ。
こちらの会場も激混みでした。

入ってはじめに目に飛び込んできた作品 Pendulum Choir
ミュージックパフォーマンスCod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD)(スイス)
9人のアカペラと18の油圧ジャッキからなるオリジナル合唱作品。はじめ、ロボットが歌ってんるんだとばかり思ってたけど、、、生身の人間で衝撃的でした。
お気に入りは

Species series メディアインスタレーション YANG Wonbin (韓国)
作品概要
本作は、自動ロボットが新種の生物として都市環境のなかで誕生し、生き、死んで行く様子をとらえたアート・プロジェクトである。自動ロボットを参照し、人工生命体がいかにして都市を生息地に定め、いかにして都市設備を使用し、人間の作った環境で生きる生存戦略を発達させていくのかを、このプロジェクトは探究する。生物学的概念、動物学的概念がロボット工学と融合して作り出されたロボットは、隠喩的に生命体として把握されることになる。このプロジェクトはロボットたちの日常生活をさまざまなテリトリーで追跡する。集積されたデータは、ロボット種の誕生、適応、進化の歴史を物語るものとなっている。ただ道ばたに転がってるゴミにしか見えない作品だけど、中にはモーターやら何やら沢山詰まっていました。昆虫の標本のように展示していたのも面白かった。会場床面にはスタバのカップがゆらゆらと転がり続けていました。
続いて「会田誠」展へ。秋田公立美術大学の客員教授になったそうです。夏期講習とかあったら受けてみたいです。地元新聞には荒川静香が客員教授ってことが大きく載ってましたが。
そして、昨日。
二週連続の盛岡入り。目的は増子博子ちゃんの展覧会。
http://www.cyg-morioka.com中学校美術Q&Aの懇親会で知り合った方がなんとCygのスタッフでした。ギャラリーの方が美術教育の研究会に来るなんて、なんて素敵なことだろう!と感動してました。ずっと気になってたギャラリーです。東北の作家に焦点をあてた企画の画廊。
娘と一緒にお邪魔しました。素敵な空間&素敵な作品!緻密に描かれたボールペン画の細部を見ていると血が騒ぐというかドクドクと興奮状態になるような感覚を覚えました。
猛吹雪の秋田を抜け峠を越えて行ったかいがありました。
秋田に戻ると、新幹線こまちが脱線!?
よい授業のためには、まずは自分がよいものに触れなくてはいけないと思います。
世の中にはこんな作品を作る人、こんな考え方している人がいるんだ、ということを校内で掲示することも生徒の表現の幅に影響してくると考えています。
次の特集は増子博子にしよう。(ちなみに前回は「デザインあ」特集)
空きスペースに大きな紙を置いて、誰もが自由に描き込めて、次第に大きなそして緻密なボールペン画になるような仕掛けをしていこうと今思いつきました。授業時数少ないから休み時間を有効活用してみます。どうなるかわからんけど。
と思ったら、こんなのが。
ワークショップ 「増子博子になりすます」 作家・増子博子ともに、「作家の思考」と「参加者の思考」を混ぜていくワークショップ。
日時 2013年3月16日(土)13:30〜(約120分)
会場 proproom(Cyg となり)
定員 10名
参加費 1500円(当日お支払い)・要申し込み
是非、Cygへご連絡を!
きっと、参加したあとの世界の見え方が変わります。
早く、春よ来い。
posted by 田中真二朗 at 21:47| 秋田 ☁|
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