2015年12月13日

荒井良二さんの展覧会!

tmex201505_arai1.jpg

荒井良二さんが岩手県美術館に来てるってさ・・・。

田中家でも大人気の絵本です。

樋口佳絵さん
img_07956.jpg

酒井駒子さん
img_12.jpeg

ima。。。ge02.gif
牡丹靖佳さんも大好きな作家さんですが・・・・


荒井良二さんも大好きです。

【荒井良二 スキマの国の美術館】

会  期: 2015年12月12日(土)─2016年2月14日(日)
会  場: 企画展示室
開館時間: 9:30−18:00(入館は17:30まで)
*12月23日(水・祝)、2月14日(日)は9:30−20:30(入館は19:30まで)
休 館 日: 月曜日(1月11日は開館)、12月29日-1月2日、1月12日

・作家によるワークショップ「見たこともないもの作ってみようか」
講師:荒井良二氏[絵本作家・イラストレーター]
日時:2016年1月11日(月・祝) @10:00−12:00 A13:30−15:30

めっちゃ行きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!

と思っているが、ばっちり予定が入っているためいけません。嫁さんと息子を送り込むかな。


興味のある方は是非!

ラベル:展覧会 絵本
posted by 田中真二朗 at 22:06| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日

デザインマインドとは、、、

top_poster.jpg

先月になりますが、行ってきました〜。大x100ファンの「デザインあ」展。

21_21 DESIGN SIGHT
2013年2月8日(金)〜2013年6月2日(日)
休館日:火曜日(4月30日は開館)
http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/

展覧会のテーマは、「デザインマインド」日々の生活や行動をするうえで欠かせないのが、洞察力や創造力とともに、無意識的に物事の適正を判断する身体能力です。ここでは、この両面について育まれる能力を「デザインマインド」と呼ぶことにいたします。

多種多様な情報が迅速に手元に届く時代を迎え、ただ受け身の生活に留まることなく、大切なものを一人ひとりが感じとり、選択し、そして思考を深めることの重要性が問われています。その点からも、豊かなデザインマインドが全ての人に求められているといえるでしょう。

次代を担う子どもたちのデザインマインドを育てること。大人もまた、豊かな感受性を保ちながら、デザインマインドを養うこと。本展では、音や映像も活かしながら、全身で体感できる展示を通して、デザインマインドを育むための試みを、さまざまに用意いたしました。


とっても共感しちゃうコンセプト。

会場は家族連れ、外国人観光客、人、人、人、、、。
会場内は超センスのよい子ども科学館のような状態。今回は一人で行きましたが、次は子どもたちを連れてワイワイと楽しみたいと思います。

この展覧会に、本気で感動しました。必ず、子ども連れてまた来る。デザインあ展


デッサンあ.jpg

「デッサンあ」を再現したスペース。iPad上にデッサンをしていきます。隣の壁面にはリアルタイムで描いてる絵が映し出され,過去に描いた作品は名前や写真とともに紹介されています。残念ながら、激混みでできず、、、。

IMG_1519.jpg

様々な仕掛けに驚きや発見、感動。校内環境や授業作りの参考になる展覧会でした。
「モノづくり日本」への再生には「デザインマインド」を子どものうちから養っていかなければ、、、と思うのでした。
しかし、いい展覧会でした。

続いて行ったのは、国立新美術館。
文化庁メディア芸術祭へ


文化庁メディア芸術祭へ。

激混み〜。そして、おもしろ〜い。メディア芸術祭


こちらの会場も激混みでした。
1-1.jpg
入ってはじめに目に飛び込んできた作品 Pendulum Choir
ミュージックパフォーマンスCod.Act (Michel DÉCOSTERD / André DÉCOSTERD)(スイス)

9人のアカペラと18の油圧ジャッキからなるオリジナル合唱作品。はじめ、ロボットが歌ってんるんだとばかり思ってたけど、、、生身の人間で衝撃的でした。

お気に入りは
2.jpg

Species series メディアインスタレーション YANG Wonbin (韓国)
作品概要
本作は、自動ロボットが新種の生物として都市環境のなかで誕生し、生き、死んで行く様子をとらえたアート・プロジェクトである。自動ロボットを参照し、人工生命体がいかにして都市を生息地に定め、いかにして都市設備を使用し、人間の作った環境で生きる生存戦略を発達させていくのかを、このプロジェクトは探究する。生物学的概念、動物学的概念がロボット工学と融合して作り出されたロボットは、隠喩的に生命体として把握されることになる。このプロジェクトはロボットたちの日常生活をさまざまなテリトリーで追跡する。集積されたデータは、ロボット種の誕生、適応、進化の歴史を物語るものとなっている。


ただ道ばたに転がってるゴミにしか見えない作品だけど、中にはモーターやら何やら沢山詰まっていました。昆虫の標本のように展示していたのも面白かった。会場床面にはスタバのカップがゆらゆらと転がり続けていました。


大にぎわい!

続いて「会田誠」展へ。秋田公立美術大学の客員教授になったそうです。夏期講習とかあったら受けてみたいです。地元新聞には荒川静香が客員教授ってことが大きく載ってましたが。


そして、昨日。
二週連続の盛岡入り。目的は増子博子ちゃんの展覧会。

slide2.jpg

http://www.cyg-morioka.com

中学校美術Q&Aの懇親会で知り合った方がなんとCygのスタッフでした。ギャラリーの方が美術教育の研究会に来るなんて、なんて素敵なことだろう!と感動してました。ずっと気になってたギャラリーです。東北の作家に焦点をあてた企画の画廊。
娘と一緒にお邪魔しました。素敵な空間&素敵な作品!緻密に描かれたボールペン画の細部を見ていると血が騒ぐというかドクドクと興奮状態になるような感覚を覚えました。

猛吹雪の秋田を抜け峠を越えて行ったかいがありました。

秋田に戻ると、新幹線こまちが脱線!?



よい授業のためには、まずは自分がよいものに触れなくてはいけないと思います。
世の中にはこんな作品を作る人、こんな考え方している人がいるんだ、ということを校内で掲示することも生徒の表現の幅に影響してくると考えています。
次の特集は増子博子にしよう。(ちなみに前回は「デザインあ」特集)
空きスペースに大きな紙を置いて、誰もが自由に描き込めて、次第に大きなそして緻密なボールペン画になるような仕掛けをしていこうと今思いつきました。授業時数少ないから休み時間を有効活用してみます。どうなるかわからんけど。

と思ったら、こんなのが。
ワークショップ 「増子博子になりすます」  作家・増子博子ともに、「作家の思考」と「参加者の思考」を混ぜていくワークショップ。
日時 2013年3月16日(土)13:30〜(約120分)
会場 proproom(Cyg となり)
定員 10名
参加費 1500円(当日お支払い)・要申し込み

是非、Cygへご連絡を!



きっと、参加したあとの世界の見え方が変わります。



早く、春よ来い。






posted by 田中真二朗 at 21:47| 秋田 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

スタジオジブリ レイアウト展ー新県立美術館

スタジオジブリ・レイアウト展へ行ってきました。

家族みんなジブリ好き、特に娘は「千と千尋の神隠し」のマニアでありまして、、、。

オープンの日には行けませんでしたが、久々に新秋田県立美術館へ。

IMG_1124.jpg

エントランス奥にはポニョの撮影ゾーン。一時期そうすけに恋した娘は大興奮で。

IMG_1126.jpg

この企画も面白い、、、。思い思いのまっくろくろすけがうじゃうじゃいました。

会場は人、人、人。ゆっくりなんて観てられません。
でも、「千と千尋の神隠し」エリアは圧巻でした。まずはトンネルを模したエントランスが作られていてそこを抜けると、、、。
一部屋にはじめから終わりまでのレイアウトがびっしりと展示されていました。

たぶん会場となる美術館が狭くてああいう展示構成になったと察しはつきますが、娘は大興奮だったからいいとしよう。

そして、今日。

だれもいない学校へ行って、プチレイアウト展を作ってきました。

IMG_1134.jpg

IMG_1135.jpg

私の家にあったジブリ特集の雑誌をスキャンし展示してあります。ジブリの会社案内とか、宮崎駿さんのアトリエ紹介とか、、、。
あとはレイアウト展でのお土産。レイアウト原稿のレプリカを額に入れて本物っぽく見せたり、ぱらぱらブック置いたり、背景画家の紹介したり。内容的にはなかなかかな、、と。

IMG_1136.jpg

美術の教師として、地域にある美術館やギャラリーへ足を運ばせることも仕事です。

今回はジブリですから。子どもたちの反応もすこぶるいい。美術館ができる前に安藤忠雄を紹介したけど、、あまりピンときてなかったけど。一度行けば「ほ〜」「う〜」とか何かの反応はあるはず。百聞は一見にしかず。
限られた授業時数の中でゆっくり紹介もできないので、こういったスペースを設けて「美術の世界」を知ってもらういい機会になればいいと考えています。

美術室前や各階段の窓には奈良美智さんのポストカードを額に入れて展示しています。特に女子からの反応がよく、青森県立美術館へ行きたい!という声も聞こえてきます。受験を目前に精神的に疲労している生徒に何か訴えかけてくる絵なのでしょうか、、、。今度鑑賞授業で対話を試みたいと思います。いろんな見方をしてくるんだろうなと楽しみです。

今の子どもたちには、いろんな経験を積んでもらいたいし、いろんなモノを観て、触れて、感じてもらいたい。


ゲームばっかりしないで、街へ出ろ!(心の叫び)

まあ、ゲームも楽しいんだけど。



スタジオジブリ・レイアウト展
2012年11月17日(土)〜2013年2月4日(月)
時 間:10:00〜18:00(金・土曜日10:00〜20:00。ただし2013年1月18日(金)は10:00〜18:00。)
※最終入場は閉館の30分前となります

新秋田県立美術館
〒010-0001秋田市中通一丁目4-2 TEL018−853−8686
*会期中は混雑が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。
http://www.akita-abs.co.jp/ghibli/caption.html


posted by 田中真二朗 at 17:52| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

GOOD DESIGN AWARD 2012

発表されました!今年のグッドデザイン賞。

今年の大賞(内閣総理大臣賞)は『デザイン あ』
12GA20713_01_880x660.jpg

デザインとは、人とモノ、人と人との関係を「より良くつなげる」ための観察・思索・知恵・行動のプロセスである。そのようなデザインの面白さを子どもたちに伝えるのが「デザインあ」。毎回、第一線で活躍するデザイナーが、子どもたちの周りに当たり前に存在している様々なモノや仕組み、人々の行動などをデザインの視点から見つめ直し、ユニークな映像と音楽で表現する。その目的は、未来を担う子どもたちに、より良い社会を作るために「デザイン」が持っている役割に気づいてもらうこと。そして、物事を多角的にとらえる力や本質を見抜く洞察力、さらに新たな価値を生み出す創造力など、デザイン的な思考を育てることである。


毎週、子どもと一緒に見ている番組です。とにかくセンスがよくて面白いです。毎回録画して何度も見るくらい。

そして授業で使えるネタ満載です。デザインの授業の時は使おうと考えています。他の中学校の先生も毎回録画して編集し授業で使っているというお話もありました。まだ見たこと無い方は是非一度見てください。ハマります。

詳しくはhttp://www.nhk.or.jp/design-ah/
来年は「デザイン あ」展が開催されます!
2013年2月8日(金)〜6月2日(日)
場所 :21_21 DESIGN SIGHT 
http://www.2121designsight.jp/program/next.html


実はグッドデザイン賞、毎回詳しくは見ていませんでした。
しかし今年は違いました。

実は大学の後輩が手がけている「八戸レビュウ」がノミネートされたからです。陰でこっそりと応援していました、、、。

12GC31055_01_880x660.jpg

八戸市民と3人の写真家、梅佳代、浅田政志、津藤秀雄によるコラボレーション・プロジェクト。88人の八戸市民が文章で書いたエピソードをもとに、3人の写真家が八戸の人々の肖像写真を撮影。8ヶ月にわたる期間、作品制作に400人以上の市民が参加した、青森県八戸市にある八戸ポータルミュージアムはっちのプロジェクト。その記録本を森本千絵(goen°)がアート・ディレクションした。



グッドデザイン賞、いろんなモノが受賞しています。一覧で眺めていたら気になるモノが、、、。

『マグネットペイント』

12GA10185_01_880x660.jpg

「色」×「機能」=インテリアに新しい価値が誕生しました。MAGNET PAINTは、ベースを塗装したあと上から好きな色でペイントをすることで、壁面にマグネットがつく画期的なペイントです。ベースのほか上塗り用として全7色/200mLボトルを用意しております。子どもの勉強部屋に、キッチンの壁にメモを貼るコーナーとして、事務所の連絡板にと、思い思いの場所で自由に活用することで、もはや仕切りとしての「壁」を越えた使い方ができるペイントです!


これは画期的!!!

私の勤めている学校は鉄筋(どこもそうか、、)ですので階段の壁には画鋲を打てません。ガムテープを両面テープのようにして掲示物をはったとしても湿度の関係かすぐ剥がれてきます。

そこでこの『マグネットペイント』

これならどの壁にも塗れてしかもそこがマグネットの貼れるインフォメーションスペースになるんですから。

なんてものを開発してくれんだろう。しかもこの会社、他にもいろんな塗料を作っています。
カラーワークス という会社です。
http://www.colorworks.co.jp/palette/index.html

学校現場で掲示関係で困っている方は是非!(壁を塗ってもいい環境なら、、、)


今度東京に行ったら行ってみようと思います。


いろんな驚きや可能性に満ちあふれたグッドデザイン賞に拍手です。
学ばせてもらいます。



最後にこれ。

デジタルアート配信機器 [FRAMED*] BY 中村勇吾(「デザインあ」のディレクター)
12GA10437_01_880x660.jpg

FRAMEDは、絵画やオブジェを部屋に飾るのと同様の感覚で、デジタルアートで空間を彩ることができる、新しいカテゴリーのインテリア・デバイスです。デジタルアート作品をごく日常的な空間の中で体験・鑑賞して頂くための「新しい額縁」としてデザインされました。内蔵のオンライン・アートギャラリー「FRAMED*GALLERY」を通じてユーザーは、世界中の作家による様々な作品をコレクションし、その場で再生・観賞することが出来ます。FRAMEDは、空間とデジタルアートの間に新しい文脈を築き、新しいアート・コンテンツ・プラットフォームとしてクリエイティブコミュニティ全体に寄与していくことを目指します。



これ、学校に一台ほしい〜。

都会の駅なんてみんなデジタル広告、自販機だってデジタルだし。(田舎モンだからすごく興味津々)

学校での写真掲示、一枚一枚プリントアウトして模造紙に貼って、コメントつけて、、、。
莫大な時間と労力です。パソコンで一括管理しながらフォトフレームのような額縁が校内至る所にあって常に写真が流れている状況、、、。学校の掲示物、いづれはこうなっていくのかな、、、、。

な〜んて。





posted by 田中真二朗 at 20:50| 秋田 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

外国の幼稚園ってすごい

たまに見るサイトがあります。
ミルクジャポン http://milkjapon.com/
子ども部屋特集とか雑貨とか、とにかく楽しいモノばかり集まった感じのサイトです。

そこで見かけた記事がとても興味深かったです。

以下 ミルクジャポンから転載

学校の廊下はこどもたちのプレイルーム!?
ドイツ、ベルリンにある「カール・ボッレ小学校」。ここではこどもたちが遊びながら色や音について学べる、ユニークな仕掛けが満載です。廊下全体がプレイスペースだという素敵な校内。覗いてみませんか?
0508-3.jpg

ドイツ・ベルリンの「エリカ・マン小学校」、「トラウムバウム幼稚園」、「タカツカ・保育園」。過去にミルクウェブでご紹介させていただいたこれらの教育施設をデザインした〈ボーピロテン〉が、2008年に手がけた「カール・ボッレ小学校」をご紹介。

その歴史は古く、開校は100年以上も前。"スポーツ志向"の考え方を教育の一環とし、大切にされてきた由緒正しい小学校です。リニューアルの際にも、身体能力の育成に焦点をあてた教育方針に沿ってデザインしたそう。"教室を学びの場、廊下をこどもたちのプレイルーム"と定義。学校中を走り回り遊びながら学んで欲しいという教育者の姿勢が、校内のいたるところにちりばめられた仕組みとなっています。
迷路のように入り組んだ廊下には、こどもたちの好奇心や探究心をくすぐるさまざまなアイデアが。太陽光の反射でキラキラと輝くガラスのオブジェ、センサーやスイッチによって音楽を奏でる壁やギャラリースペースは、こどもたちの遊び心を引き出します。わざと高くデザインされた壁によじ登ったり、かくれんぼを楽しんだり。体全体を使って遊びながら、自然と色彩や音の仕組みが身につくことでしょう。
「カール・ボッレ小学校」には、色彩や形に出会う喜び、音やリズムの楽しさ、豊かなイマジネーションが満開。教育におけるデザインの必要性を改めて考えさせられる、そんな学校のカタチです。


是非行ってみたくなりました。
日本でも藤幼稚園http://fujikids.jp/home/とか有名で美術の教科書なんかにも載ってたりします。アートディレクター・佐藤可士和さん、建築家・手塚貴晴さんが関わって今に至るというもの。日本の幼児教育の施設もゆくゆくはドイツのようになっていくのかな〜と想像するとワクワクしてきます。

他にもこんな幼稚園や小学校が。

0428-4.jpg

erika-mann2.jpg

erika-mann3.jpg

erika-mann-main.jpg

erika-mann4.jpg

写真は全てミルクジャポンさんからの転載です

来年の夏休みはヨーロッパへ、、、。

なんて夢のような話、どこかからお誘いがないかな、、、。



さあ、地区の美術展、地域の美術展の準備に入ります。

より多くの方々に図工・美術教育の大切さを知ってもらいたいです。
201109-03-72-b0068572_10361010.jpg
これは昨年度のもの

今年も全国で開催かれるであろう「図工・美術の日」楽しみです。

詳しくは北海道の山崎先生のBlog 「美術と自然と教育と」
http://yumemasa.exblog.jp/




















posted by 田中真二朗 at 19:12| 秋田 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

東北を開く神話 懇親会

土曜日に行われた「東北を開く神話」「100〼初詣展」の大成功懇親会に行ってきました。企画して下さったココラボラトリーの皆様をはじめ、県の県民文化政策課のスタッフ、ボランティアの方々、そして参加作家合わせて、50名!こんなにも多くの人と一度にお話できる機会ってそうそうありません。秋田に帰ってきて5年目。作品を発表する機会を求めていて出会った、ココラボラトリーの笹尾さん。その笹尾さんのお話にぐっときました。秋田にいる表現者を陰で支え、励まし、繋がらせ、美術に限らず「表現すること」の大切さや面白さを多くの方に伝えてきた実績は本当に大きいものだと思いました。

20120103_823073.jpg
「東北を開く神話」展は会期12日間で2425名の来場者がありました。
東北を開く神話3.pdf

展覧会場には鴻池さんの言葉。懇親会でも工藤ちひろさんが話していました、「美術は現代語訳で『生きる術』だと」。毎日学校で「生きる術」をこどもと一緒に模索してんのかな〜と。

今回の展示作品を紹介します。

東北を開く神話1.jpg

やはり、今回のメイン作品:アースベイビー【鴻池朋子】でしょう。

東北を開く神話3.jpg東北を開く神話4.jpg
東北を開く神話8.jpg

気持ち悪い か かわいい か。犬が突然かえるに変わる、、、。そんな呪文を作品化したものです。今回のアンケートで人気作品ベスト3に入ってました、、、。ありがたいっす。

東北を開く神話2.jpg
小笠原宏さんの作品

東北を開く神話5.jpg
私のお気に入り 佐藤未歩さんの作品

搬出の際、このタニシ一つもらってきました。今は校長室にじと〜っと住んでいます。

東北を開く神話7.jpg

展覧会のアンケートより
「秋田に生まれながらに知らない地名がいっぱいありました。各地を巡ってみたいと思わせる作品たちでした。」
「秋田にもこのようなアートの世界があったことがとても嬉しかった。」
「楽しく旅をさせてもらいました。想像力を働かせて旅をするという展覧会は初めてです。」

この展覧会に参加できて本当によかったです。
今回は第一章。第二章も楽しみにしたいと思います。
来年完成予定の新秋田県立美術館といい、国民文化祭といい、これからどんどん楽しくなる予感。と同時に忙しくなる予感。

まあ、楽しいことだからよしとしよう。

http://akita-art-project.net/


posted by 田中真二朗 at 19:18| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

100〼初詣展へ・・・

18日から開催されるあきたアートロジェクト「東北を開く神話」展の搬入に行ってきました。

搬入する前に「100〼初詣展」でお参りをし、担任している生徒全員の合格祈願をしてきました。

IMG_0162.jpg



IMG_0156.JPG


「100〼初詣展」は多くの人で賑わってました〜。〼〼絵馬に、思い思いの願い事を書く人や、一つひとつの升をじっくりと鑑賞している人達でいっぱいでした。

IMG_0155.jpg
コピーライトマークtanakashinjiro

私の作品です。最近は紅白幕を模した作品を制作しています。絵を描いたり、立体物を作ったり、、、。仕事が忙しくなかなか制作できませんが、コツコツとやっていきたいと思います。

IMG_0161.jpg
私の大学の友だち:大柳暁ちゃんの作品

前に秋田のココラボラトリーで一緒に二人展をしました。可愛らしくて不思議なバッグを作る作家です。


今回の一押しはこの作品。
IMG_0158.jpg
IMG_0159.jpg

KEN弦楽器工房の方の作品です。一目惚れです。つい、見とれてしまいました。細部まで作り込まれた見事な作品です。
一見、静かな作品ですが、見ているうちに興奮してくるような、心が動く作品でした。



自分の作品や友だちの作品も展示されていたのですが、今回はじっくりと時間をかけて見ることもできず、、、残念でした。

今日の目的は新たな展覧会の搬入。「100〼初詣展」のすぐ裏で密かに行われています。

鴻池朋子さんの代表作「アースベイビー」を核にした、新たな秋田の神話地図。鑑賞者は実際に秋田の地図の中を歩いて作品を鑑賞することになります。

この展示のためのドローイング。
IMG_0134.jpg

展覧会の説明会で引いた「呪文」。「極印沢の〜」犬が突然蛙になってしまう、、、そんな「呪文」でした。それを作品化しなくてはなりません。

作品は展覧会でご覧下さいませ。会期終了後アップする予定です。

20120103_823073.jpg

とても面白い展示になりそうです。是非多くの方に見に来てもらいたいと思います。

「東北を開く神話 第1章 鴻池朋子と40組の作家たちが謎の呪文で秋田の古層を発掘する」
 2012年1月18日(水)- 29日(日)
 10:00-17:00
秋田県立美術館 美術ホール 入場無料






posted by 田中真二朗 at 20:34| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

今年はよい年になりますように・・・

新たな年が明けました。今年もよろしく願いします。

ということで、新年早々、美術展のお知らせです。

20120103_823076.jpg

あきたアートプロジェクト

秋田在住、ゆかりのアーティスト100人が「〼〼〜になりますように」と願いを込めて一升マスの中に作品をつくりました。

美術館内に設置された〼〼神社の参道に想いの詰まった100通りの多彩な表現が集結。100升を巡る初詣展で新年の充実を祈願し〼。


と き:2012年1月7日(土)- 15日(日)10:00 - 17:00 
ところ:秋田県立美術館美術ホール 
〒010-0875 秋田県秋田市千秋明徳町3−7
http://tama19.m78.com/

新年も100〼詣展でみんなにステキな出逢いがありますように!


ご都合のつく方は是非、秋田県立美術館へ足をお運び下さい。

さらに、もう一つ。

20120103_823073.jpg

あきたアートプロジェクト
「東北を開く神話」第1章 鴻池朋子と40組の作家が謎の呪文で秋田の古層を発掘する

日時:2012年1月18日(水) - 1月29日(日)
会場:秋田県立美術館・美術ホール(秋田県秋田市千秋明徳町3-7)入場料:無料


こちらの企画にも参加します。現在、作品を制作中です。間に合うか、、どうか。いや、間に合わせなきゃ、、、。


さて、中学校の美術科の1年間の授業時間は35時間!たったの35時間です。今現在制作中の作品だって、余裕で35時間以上かかってる。もし、私が美術の時間で今回の作品を制作することになれば、1年間では無理ということだ。構想段階の時間も入れると、、、どうなるんだろうか。


1時間1時間を噛みしめて、どんな題材が、どんな支援がこどもたちのためになるのかを考えてすすめていこうと思う今日この頃です。ちなみに、2月に総合教育センターにて、これまでの実践を報告する発表会に参加します。こちらも興味のある方いらっしゃいましたら、メールを下さい。詳細をお知らせします。秋田県民以外でも大歓迎です。秋田で頑張っている高校の先生方も多数発表されます。いまから楽しみです。




ということで、今年がみなさんにとってよい年でありますように!

パン、パン! 合掌。



20110827_2216329.jpg
ボランティア募集中です。
興味のある方はポチッと。http://machimuse.jugem.jp/?eid=18




posted by 田中真二朗 at 18:20| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月17日

十和田に行きたい、、、。

先日、うちの校長が職員全員におみやげを買ってきてくれた。

katoukunioten.jpg

私の大好きな絵本「つみきのいえ」のクリアファイル。ラッキー!

logomark_l.gif

3時間半もかけて十和田市現代美術館へ行ってきたそうだ。
やはり入って最初のロン・ミュエックの作品に衝撃を受けたらしい、、、。
artworks03_l.jpg

そりゃそうだ。あんなでかいリアルなおばさんに見下ろされたら、イチコロですよ。

オープンしたてに一度、妊娠中の嫁さんと行ったっきり。
今度は家族で行きたいと日々思っているんだけれど、、、行けずじまい。

青々とした十和田湖を眺めながら、奥入瀬渓流沿いをドライブすると最高の気分になります。

今は紅葉シーズン。すごく気持ちいいだろうな、、と。

よし、意を決して今月中に行ってやる。

待ってろ、スタンディング・ウーマン!



ラベル:ART
posted by 田中真二朗 at 18:11| 秋田 ☁| Comment(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月05日

あきた文化ルネサンス宣言!

先月の27日こんな宣言が密かに(?)されていました。

あきた文化ルネサンス宣言

 私たちの秋田には、全国最多を誇る国指定重要無形民俗文化財や民謡全国大会に代表されるように、先人たちが永年にわたって守り育ててきた彩り豊かな多様な文化が脈々と息づいています。
 その文化は、秋田県民歌で「山水皆これ 詩の国秋田」と歌われる美しい自然と四季の変化が織りなす風土の中で醸成され、今日に至るまで、その時々の時代や社会の最先端を切り開いてきた人材を輩出したほか、最近では、「音楽」や「アート」で地域を元気にしていこうとする新たな胎動もみられます。
 文化は、生活にうるおいと安らぎを与え、心のよりどころとしていきがいをもたらします。そしてまた、人と人、心と心をつなぎ、地域への愛着や誇りを育み、地域の元気を創造していく源となります。
 時代や社会がどのように変わろうとも、文化が持つ力は普遍です。その文化を支え、育みながら、未来に引き継いでいくのは、県民一人ひとりの文化を愛する心です。
 先人たちから受け継いだ豊かな文化を継承し、さらに磨きをかけながら次の世代につないでいくとともに、新たな文化価値の創造を図りながら、文化力で秋田を元気にしていくことを誓い、ここに宣言します。

一 私たちは、世代やジャンルを超えた連携を進めながら、これまで受け継がれてきた文化をより豊かなものとし、未来に引き継いでいきます。

二 私たちは、これからの文化を担う人材を支援していくとともに、一人ひとりが文化の担い手として、文化に触れ、親しむ環境を創っていきます。

三 私たちは、文化を守り育てていくとともに、新たな価値の創造を図りながら、地域の文化力を高め、文化力で地域が元気になる秋田を創ります。

平成23年8月27日
秋田県知事 佐竹 敬久
社団法人 秋田県芸術文化協会
        会長 齊藤 博
民謡歌手  浅野 江里子
秋田大学教育文化学部
        附属小学校5年 三浦 央典


がんばれ!秋田!

いくら学力全国トップクラスと豪語しても、芸術文化に関してはまだまだかな。

早速、いつもお世話になってるギャラリーの方から連絡あって、アートプロジェクトへの作品出品することになりました。

20110827_2216302.jpg

詳細はこちらで→ http://machimuse.jugem.jp/
秋田市の街中を歩いて、マスマス秋田を好きになってもらいたいです。

20110827_2216502.jpg

秋田公立美術工芸短期大学准教授芝山昌也先生と講師の阿部由布子先生の共作の巨大な〼のお部屋。ここまでやれば言うことなし!

秋田県のブログも頑張っております。→ http://akita-bunka.net/

いずれできる秋田新県立美術館。それまでには、もっと美術への関心が高まるはず。学校教育でもこれまで以上に頑張らねば、、、。





posted by 田中真二朗 at 11:19| 秋田 ☁| Comment(3) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。