2022年04月04日

明日から学校スタート!

いよいよ明日から新学期がスタートです。
色々と心配なこともありますが、新たな出会いを楽しみたいと思います。

先日、このブログへコメントをいただきました。ありがたいです。
免許を持ってはいるが、教員としては働いたことながないという方からです。
どの地域でも教員確保で必死になっていると思います。講師も足りないので
複数校掛け持ち・・・なんてことはざらにあります。昨年度は私も2校掛け持ちをしておりました。
材料や道具類などの運搬がかなり難儀でしたが、色んな生徒と関わることができて本当に楽しかったです。
本務校ではない学校だと、普段の生活がよく分からないので、生徒とのコミュニケーションなど不安でしたが
みんな温かく迎えてくれてほっとした記憶が残っています。

新規採用の先生方に向けて、光村図書東北支社の方でyoutubeを作ってもらいましたが、色んな方に見ていた
だいていることを実感しました。色んな境遇で教壇に立つ方がいることを頭に入れ、今後も発信していこうと
思います。

ここで、新刊の告知です!

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明治図書のHP ↓
https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-452639-6

中学校美術 指導スキル大全 (近日刊行予定)
山崎 正明 編著

「便利過ぎて手放せない!中学校美術授業のすべてをカバー
指導計画、導入、発想・構想、評価、材料や用具、ICT活用、校内環境等、授業力アップのための必須スキルを60本収録。指導に困ったときも、ステップアップしたいときも、今欲しい情報がすべて詰まった1冊です!」

こちらの本の執筆に関わらせていただきました。全国の美術の先生方と一緒につくった本です。初任の先生、免許外の先生、もっとスキルアップしたいと思っている先生、色んな方に読んでもらいたいです。

授業する前から不安な気持ちを抱えている先生が、「子どもたちと一緒に楽しもう!」という思いになってくれたら幸いです。


ではでは、明日どんな話をすべきかシミュレーションしようと思います。
学校に一人の美術教師ですが、色々とつながり合って、頑張っていきましょう!

よいスタートを切れることを祈っております。←(自分にも)

posted by 田中真二朗 at 18:58| 秋田 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月27日

9年間お世話になりました!

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 この度の定期人事異動にともない、9年間お世話になった西仙北中学校を離れることになりました。
地域と共に、を合言葉に授業も含め学校行事や部活動など地域の方々に本当にお世話になりました。私が理想とする美術の授業や諸活動など、広い心で受け入れてくださり多大な協力、支援をしていただきました。面白い大人がたくさんいる地域というのは、どんな観光資源よりも貴重なのかもしれません。そんな場所で育つ子どもたちも、新しいことや面白そうなことを考えたり行動に移したりしています。文化を創っていこうとする気概をもった、将来楽しみな生徒たちです。一緒に和菓子を作ったこと、人とのつながりで音楽イベントを立ち上げたこと、授業をもとに空き家をリノベーションしたこと、子どもたちだけの祭を開いたり、保育園の子どもの作品展したり、綱引きのボランティアしたり、夏祭りの灯籠つくったり、マスコットキャラクターつくったり…数えきれないほどの思い出があります。
 義務教育9年分をここ西仙北で勤めることができたことを幸せに思います。本当にたくさんの方々に助けてもらい、励まされました。
生徒のみなさん、保護者の方々、地域の方々、先生方、本当に本当にありがとうございました。新たな場所でも、地域の方々と楽しみながら学びを展開していこうと思います。
 これからも西仙北を応援しています。そして、綱引に行きます!じょやさー!

 次の赴任先は、大仙市内にある中仙中学校です。どうぞよろしくお願いします。

posted by 田中真二朗 at 16:59| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月20日

YouTube はじめました・・・。

前回の記事から半年も経ってしまいました・・・。継続はやはり難しいです。

秋田県の教員採用試験、美術の新規採用がかなり増えているようです。
他の県もそうでしょうか。
少し前は、大阪の先生方方「若手がすごく増えてるんです〜」という話を聞いておりましたが、まさか秋田でもこんなに増えるとは思ってもいませんでした。

新採の頃、よくネットで「美術教育」と打ち込んで色々検索したものでした。
学校に一人しかいない、寂しい立場ですからね。普段から色んなことを相談したいけど、なかなかそうもいかない。
でも自分の授業、これでいいのか?と悩みながらとにかく日々を過ごす・・・こんな感じでした。

そして、僕を救ってくれたのは北海道の山崎正明先生のブログ「美術と自然と教育と」

コロナ以前は、様々な場所で勉強会や研修会が行われていて、よく参加していました。秋田に山崎先生がいらして講演された日のことを今でも覚えています。
講演会後の懇親会で、今自分が考えてやっていること、困っていることを直接話すことができました。
普段の学校生活では、美術のことは1割もなかったように思います。部活指導をどうしたらいいか、学級経営は?校務分掌は?生徒指導は?
そうした中で、美術の先生方が集まる研究会というのは、僕にとってオアシスのような存在だったと思います。ずっと美術の話ができる、枯れた心が潤っていく感覚です。そんな中、山崎先生に「どんどんやっていこうよ」と背中を押されたことが、今の自分を作っているように思います。

教員の経験年数は12、3年とそんなに多くはありませんが、いよいよ後輩への指導ということを考えていかなければいけない時期になって来たように思います。今までは、自分のこと精一杯でしたが・・・そうも言ってられません。自分が先輩方から色んな教えをいただいたように。

明治図書から、本を出版させてもらったのもそんな思いがあったからです。
自分なんかが本を出版するなんて夢にも思っていませんでした。でも、おかげさまでたくさんの先生方に買っていただいているようです。
本当にありがたいです。
「造形的な見方・考え方を働かせる 中学校美術題材&授業プラン36 (中学校美術サポートBOOKS)」

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コロナ禍で研修会やら授業研究会が軒並み中止になってしまいました。リモートといっても、自分の聞きたいことなんてほとんど聞けません。
やはり直接会って、直に聞くのが一番だと思います。実際の授業を生で見て色々勉強するのが一番です。でもその機会が奪われてしまった・・・。
本当に残念です。

なんとかして若手の先生方を支援したい・・・(昔の自分のような先生を助けたい)そんな思いでいたところ、
光村図書東北支社の方にお声がけいただき、なんと、youtubeチャンネルを作ることになりました。

授業の合間にでも、前日にでも、時間のある時に見ていただけるように作っていこうと考えています。
僕の一方的な話ですが、Q&Aコーナーを作り、若手の先生方の質問にどんどん答えていきたいとも思っています。(可能な範囲で)

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以下のURLから視聴ください。チャンネル登録もぜひお願いします!
https://youtu.be/6lahKNiaQy4

第1回は年間指導をどう作るか、です。

若手の先生方の助けに少しでもなれば幸いです。

今後不定期にアップしていく予定です。

かなり恥ずかしいのですが、なんとか頑張ります。


ではでは、4月から、またいい授業をともにつくっていきましょう!


posted by 田中真二朗 at 17:59| 秋田 ☁| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月31日

今年もよろしくお願いします

長い間放置してしまいました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

昨年はコロナで自粛自粛・・・消毒消毒と大変な一年でした。
各地域の研究会や大会にお邪魔して、皆さんと一緒に美術の話をしていた日々が懐かしいです。
コロナのおかげ?でzoomを使った遠隔研究会参加ということもできるようになりました。
GIGAスクール構想で生徒1人1台PCの実現もあり、日本で遅れていたICTもやっと世界標準になる予感です。
が、現場は現場でICTから遠く離れた世界で生きている先生もいらっしゃいます。触れさせて、使わせてナンボのパソコンですが
授業で使われないければただの宝の持ち腐れです。さてどうなるか。。。

年末は STAM教育の研究会にも参加しました。
VUCAの時代に生きる子どもたちの教育をどうしていくべきか。
美術という枠だけで考えるのではなく、もっと広い視野で「学び」を捉えていく必要があると思います。
教科横断、クロスカリキュラムなどなどやりたいことは山ほどあるけど、今の現場で果たしてできるか?
みんなの協力が得られるか?やる前から色々と不安になってきたりもするのですが、目の前の子どもたちの学びは進んでいきます。
卒業した後に、中学校で学んだことなんて全く必要なかったよ、とか言われたくないし。より未来を見据えて物事を一緒に考えていきたいと
思っています。

ちょっと愚痴っぽくなりましたが、今は3年生の「15歳の存在証明」が進行中です。
やはり、この授業は本当に面白い。

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「自分の辞書」をガチ制作してる男子生徒。
生きていく中でどんどん増える言葉や知識。それらは自分のフィルターを通して自分なりの捉え方をしているものもあります。
自分にとって「○○」とはこうだ!という説明が記されています。表紙や製本もして本当に国語辞典のようにするようです。


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彼女は、科学の実験でもしているかのように、絵の具の可能性を探っています。授業のたびに新たな発見をしているようです。これがどうなっていくのか、まだよくわかりませんが楽しみです。

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以前このブログでも紹介した「デコトラ」大好きな生徒も3年生になりました。その生徒は、最後はやはりデコトラ制作です。しかも、ラジコンで動くタイプ!!自分が乗りたいデコトラを精巧に制作中です。


先にも書きましたが、VUCAの時代に突入しても、自分なりの答えをしっかりと持った人は強く生きていけるような気がします。
与えられた問いに、決まり切った答えを探すのではなく、自分の経験や知識を基に試行錯誤しながら自分にしかあらわすことのできないものを表現すること、これは美術の授業で昔から行われてきたことです。
だからと言って、美術という狭い枠だけで考えることなく、子どもたちの「学び」という視点から授業をつくっていきたいと思っています。


STEAMの研修会で知ったことをここで少し紹介します。

VIVISTOP NITOBE 山内佑輔さん
https://www.nitobebunka.ac.jp/vivistop/

VIVISTOP には、あらかじめ用意されたプログラムはありません。先生も生徒も一緒になって、日常から生まれる「問い」や「興味」を自分たちで深め、思いを実現する活動を行います。授業の続きに取り組んだり、放課後から新しいプロジェクトが生まれたり、他の VIVISTOPを利用する人たちと繋がったり、創ってみたいモノ・挑戦してみたいコトからみんなで活動を生み出していきます。


山内さんの記事はこちら
https://entrie.net/amy/201120/

こういう場を作ることもそうですが、中身もワクワクするような物ばかり。
教育ってこうじゃなくちゃ!と思わされます。



今年はしっかりとブログに記録していこうと思います。(と、毎年書いているかも)



posted by 田中真二朗 at 18:23| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月18日

久々のブログ・・・宣伝ばかりですが。

すっかりご無沙汰になっていたブログです。

さて、新型コロナの影響で大変な思いをされている方も多くいると思います。
未だ学校再開はできずに、遠隔授業をしている方もいらっしゃれば、課題を出してそのまま・・・という方も
いると思います。

私のところは幸いにも学校が再開され、先週から通常通りの授業が再開しました。もちろん感染防止策を講じてです。
しかし、臨時休業の際は遠隔授業もできずに、やっと課題を出してそのまま・・・となってしまいました。
全国の先生方は、何とかして子どもに寄り添おうと今できる精一杯のことをされていることと思います。
授業のオリエンテーション動画を作成したり、まだ入ったことのない美術室を動画とメッセージで紹介したり、課題の導入を
ウェブ上で公開したりと、様々です。
私も臨時休業中にウェブ上でやろうと思いましたが、ネット環境が整ってない家庭が存在するという理由で「不公平」であると言われ
断念しました。できることをまずはやり、問題があればその都度みんなで考えて克服していきたいと思っていましたが。

でも、中にはウェブ上で単に課題などを与えてそれでいのか?という考えを持つ方もいます。確かに一理あります。
第二波、第三波の心配もされている状況です。いつまた休校になるか分からないのです。
できることとできないこと、やってみて何が問題なのか、どうすれば改善できるのか、そういった情報を共有してよりよい学びを
提供していくことが今必要だと思います。与えっぱなしはさすがに良くはないですが、どの先生方も休校明けのフォローは考えているはずですので。



授業再開、子どもたちとの再会や新たな出会いを楽しみにしている今、
新版の教科書の紹介が各社でされています。
「 自らを超えていける人に  真実を見極められる人に  新たな価値を生み出す人に 」
これは光村図書の国語科のページに載っている言葉です。

「言葉で未来を切り開け。歩き出す君に,ゆるぎない言葉の力を。新しい時代を生きる子供たちに,

私たちは次のような願いを込めて,教科書を作りました。

変わり続ける時代。だからこそ,

自らを超えていける人に。

真実を見極められる人に。

新たな価値を生み出す人に。

とってもいい言葉です。ぐっときます。美術でも言えること、学ぶということ、これらかの時代を
生きる子どもたちへ向けたメッセージです。
ブログをアップしてない間に様々なインタビューや鼎談などをさせていただきました。
一気にここで紹介したいと思います。


「どうする?美術の授業」

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https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/c_bijutsu/dousuru/dousuru_page.pdf

北海道の山崎先生や更科先生との鼎談が載っています。

さらに、今回の「美術準備室17号」では、またまた山崎先生と更科先生と新版教科書について紹介しています。

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↓美術準備室 17号 「特集 令和3年度版中学校『美術』教科書のご案内」のページに飛びます。
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/c_bijutsu/junbi/17.html

武蔵野美術大学出版局からは「美術の授業のつくりかた」という本が刊行されました。
私も執筆者として参加させてもらっています。
読み応えかなりありの本です!ぜひ!

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https://www.musabi.co.jp/books/b463106/

最後は、美術出版エデュケーショナルさんのカタログ「BSS」の巻頭インタビュー記事のご紹介。
https://note.com/bss_educational/n/nf483a9ac6a0f

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シーナさんとの対談です。違う分野の方とお話しさせてもらうと、いろんな発見があります。新たなことが生まれる予感、ワクワク感が凄かったです。
もともと、「学び」はボーダレス。
これまで分断してきてしまったものを、少しずつつなげていくことが学校教育現場でなされていくのではないでしょうか?


一気に紹介してしまいましたが、少しずつ、日々の授業のことや考えを記していきたいと思います。


一日も早いコロナの収束を願っています。




posted by 田中真二朗 at 21:13| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月10日

秋田の未来…

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農業と秋田

本日、中堅教諭等資質向上研修を終えました。
関わってくださった全ての方に感謝いたします。
今回のブログのタイトル、秋田の未来。
なぜこれにしたかというと…、閉校式の際に聴いた講話があまりにもショッキングだったからです。
秋田県の昨年度の高卒者が就農した人数…


何と、


1人


思わず声が出て、隣の同期と顔を見合わせてしまいました。
農業大国の秋田なのに…農業高校もあるのに…

帰りの車の中でも農業について考えていました。昔は農業だけで食っていけたのかもしれませんが、今はほとんどが兼業農家です。
でも、たった1人という数はかなりの危機感です。話してくださった高校の農業専門の先生も落胆してました。

以前、県内のニュース番組を見たとき、スマート農業が取り上げられていました。農薬散布はラジコンヘリではなく、ドローンだと。
腰の曲がったおばあちゃんがドローンの説明を熱心に聞いているシーン、その後インタビューに答えていましたが、手軽でいいな!的なことを話していたように記憶しています。

近所のおばあさんたちがドローン飛ばして散布している姿を想像して、こんな未来になるのか…と複雑な思いを抱きました。

消滅集落

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この写真は、昨年の夏休みに勤務校の地域にある消滅した集落にいった際のものです。
正確には、まだ民家もあり、月に数回管理しにやってくる住民も二世帯あるのですが…。
地域の現状を把握するために生徒と地域の方々と一緒に訪ね、インタビューをしました。
今は別の場所に家族と暮らしているそうですが、生まれ育った家が気になり、たまに来ては掃除したり草を刈ったりしているそうです。いずれは取り壊すとのことでした。
消滅しそうな集落はここだけではありません。
家は雪に押し潰され、田んぼや畑は雑草が生い茂り、熊のスミカとなっているとのことでした。

トップランナー

毎年およそ1700人ずつ小学校入学者が減る秋田。学校の統廃合もどんどん進むとのことでした。人口減に歯止めがかからない状態です。
高齢化のスピードは日本一。

こうしたネガティブな話題で持ちきりの秋田ですが、唯一?明るい話題が全国学力テストの結果が全国トップクラスだということ。
今日の講話や挨拶でもこの話題になりました。


でも…、でもね…。
何かおかしくない?
と思ったのです。

全国学力テストの平均点が高いから何なのでしょうか?この結果にあぐらをかいていていいのでしょうか?

もっとやるべきことがあるんじゃないかと思うのです。

山間部や僻地と言われる場所では、その場所に残っていてほしいがために、あまり勉強させなかったという話もあります。勉強しちゃうと外へ出て行ってしまうから。
それもどうかとは思いますが、先祖から受け継いだ土地と家を継いでいくことが最優先だという考えもあるのでしょう。
現代も人口の流出は加速してます。

なぜ残らないのか。

それは、仕事がないから。
楽しい都会で暮らしたいから。 

そりゃそうだよ。自分も昔ははやくここから出たい!って思っていましたから。

でも、このまま行ったら秋田はどうなっちゃうのだろう。
教育に何ができるのだろう…。
美術教育では何ができるのだろう。 
そんなことを考えてしまいました。

ネガティブな思考をポジティブな思考へと変えること。
高齢化は悪いことではないのです。要は高齢者がみんな元気だということ。
若者も一緒になってスマート農業を体感する機会を増やすだとか、空き家をどんどん譲渡して県外者をどんどん受け入れることとか。高齢者向けのあらたなビジネスを考えるとか。
秋田は高齢化のトップランナー!世界的に見てもそうだろうと思います。そう考えたら、AIやらロボットやらそのソフト開発やらの起業を激安で誘致して高齢者が生き生きと暮らせるモデル都市にしてみるとかね。

もう突き抜けた政策をしないかぎり、この秋田はこのまま衰退の一途を辿るしかないのでは…。

教育で何とかならないか。
学力向上の先にあるものを見つめていく必要があるのではないかと思うのです。
秋田は本当にいい場所です。だからこそ、何とかしたいな…と、今日の話を聴いてちょっと熱くなってしまいました。

私の単なる独り言です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
posted by 田中真二朗 at 08:32| 秋田 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月01日

授業サポートの本を執筆しました。

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この度、明治図書さんより単著を出版することになりましたm(_ _)m
秋田の教員として採用され11年、様々な方から教えていただき(たくさん迷惑かけながら)育ててもらいました。今年は中堅教諭資質向上研修というものに参加します。ちょっとだけ大人になった感じです。
自分の経験として、1人で悶々と悩む時期もあり、日々の仕事に追われて授業どころではないときもありました。そんな先生方の助けになれば…と思います。奇をてらう実践などはありませんが、どのように授業を組み立てるか、どんなことをポイントに題材をつくるか…などこれまでの経験をもとに書かせてもらいました。
少しでも授業改善のヒントになれば幸いです。
ベテランでもない自分が本を出版するなんて…とかなり恐縮してますが、これからも授業改善に努めて参りますm(_ _)m
posted by 田中真二朗 at 20:04| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月29日

これまでの研究・・・本校のHP見てびっくり!

たまたま調べたいことがあって、自分の勤めている学校のホームページを訪れました。

トップページの写真は毎年、校長から依頼を受けてセレクトしちょちょいと編集してアップしてもらってます。

学校紹介のmovieも、趣味の領域でつくっているものですが、載せてもらってます。

研究事業のページにいくと、なんということでしょう!

6年前の研究からず〜っと研究に関わる記事やブログ記事がリンクされまとめられていました。

前任の校長先生、今の校長先生がコツコツと記事を書いたくださり、それをHPのリンクにずっと貼り続けてきた証です。


本当に嬉しいことです。幸せ者です。感謝しかありません。

と、いうことで。

全体に公開されていることですので、このブログでもご紹介します。

http://www.edu.city.daisen.akita.jp/~ns-nishisenbokutyu1/kenkyuzigyou/kenkyuzigyou.html




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この写真は関係ありませんが、先日の合唱コンクールの際の黒板です。

合唱コンクールあるあるなのですが、初めはバラバラだった合唱が、様々なドラマ(男女のいざこざや結果を求める派と努力を讃える派との対決とか、本番間近のスランプとか・・・)を経て、コンクール当日は最高の合唱を披露してくれました。
担任としては、涙ものです。我が子が一番可愛いと言いますが、自分のクラスの頑張りを見てきている分、ひいき目、否、ひいき耳になっていたかもしれませんが・・・。




これまでの黒板アートを一挙に載せるというのもいいかもしれません。
次の記事はそれにしよう。


posted by 田中真二朗 at 19:50| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

愚息(2歳)がマジに見入る映画

2歳になる息子ですが、様々なことに興味があり、それがどんどん移り変わっていきます。
まあ、3人目なので、「そんなもんか・・」と思いながらやや放任気味に子育てをしておりますが、
その3番目が、もうテレビに釘付けになる映画があります。


それがこれ。

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『メアリと魔女の花』(メアリとまじょのはな)は、スタジオポノック制作による日本のアニメーション映画。2017年7月8日公開。
wikipedia より


他の映画も上の子たちが見るので一緒になって見ることはありますが、ものの数秒で違うことをし始めます。
でも、この「メアリ」だけは違うんです。

100分のうち、途中集中が切れるのはわずか1回のみ。

それ以外は、文字通り「釘付け」状態です。


何がそうさせるのか。スタジオジブリのような作品だからか?
そう考え、スタジオジブリの作品をいくつか見せるも反応なし。

ディズニー系ピクサーも含め見せたが反応せず。

なぜだ・・・なぜ「メアリ」だけにこんなに反応するんだろう。




という謎の話でした。



もうセリフも覚えて、同じタイミングで言ってます。


人を魅了する作品をつくれるって本当にすごいことだと思います。



頑張れ、スタジオポノック。次回作も楽しみにしています。




ラベル:映画 子ども
posted by 田中真二朗 at 19:48| 秋田 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

新しい年

2017年になりました。

今年もどうぞよろしくお願いします。


ブログの更新もできずに10月から今まで来てしまいました。
10月から今までかなり濃密な期間となりました。

国研の公開研究授業や全国造形教育研究大会の実践発表、バドミントンの県新人大会やフィンランド視察と美術の時間展、バドミントンの東北大会で年を締め、年明けは受験業務に滋賀中美連研究大会の講演など・・・・自分でもよく乗り切ったと思います。
支えてくださる方々に本当に感謝申し上げます。

遠いところへ来て実践発表するといろんな人と出会います。
このブログを読んでくれていることや、「美術による学び研究会」のメールマガジンを欠かさず読んでくれていること。わざわざ私の話を聞きに遠くから駆けつけてくださること。

少しでも誰かのためになっているんだ・・・と実感できます。
ですので、少しずつでもアップして行こうと思った2017年の始まりです。

今後ともどうかよろしくお付き合いくださいませ。


上に書いた出来事は少しずつアップしていく予定です。


今回参加させていただいた滋賀県中学校美術教連盟の研究大会。
研究会のつくりかた、非常に参考になりました。
妥協しない研究姿勢、前年踏襲を嫌い積極的に授業改善しようとする研究部や先生方の姿勢にただただ圧倒されました。

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どの県にも課題等はありますが、課題意識をもった仲間が協力して必死に作り上げて行こうとする過程がその県の宝だと思います。
本当にたくさんの学びを得た研究会でした。

滋賀の皆様、本当にお世話になりました!


ー告知ですー

2月8日に国立教育政策研究所 指定校事業の研究成果を発表する会があります。
http://www.nier.go.jp/kaihatsu/shiteikou.html

プレスリリースされているものをアップします。
もしお時間が合いましたらぜひご参加ください。
20161018.pdf

2月18日は横浜国立大学付属中学校の公開研究会に参加します。

では、皆さんにとって、素敵な一年になりますように。



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フィンランドのムーミンライト・・・





posted by 田中真二朗 at 16:47| 秋田 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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